日本の円が最近お安くなっています
ここのところ、毎朝起きるたびに円がお安くなっています。
3月初めころは、1ドル114円辺りだったのが
今現在1ドル125円まで安くなっています。
1ヶ月前114円で1ドルを買った人が125円で日本円を買い戻すと
約10円近く手元に多く残るので、ラッキーと思うかもしれません。
(輸出をしている企業も恩恵があります)
けれども、海外から日本へ輸入される物に対しては、たくさんの日本円を払わないといけないので大変です。
燃料はじめ、食品や日用品の値上げが続いているのに、さらに値上げが加速するかもしれません。
なぜこんなに円安が進んでいるのか、、、
ニュースやレポートを読んでみてると
色んな要因があるようです。
⭐︎有事のドル買い
地球のどこかで戦争や紛争が起こると国際的に信用がある米国ドルが買われます。
⭐︎地政学的リスクの回避
これも戦争や紛争が起こっている地域を避けて、その地域に近い国の通貨が売られます。
(海を挟んでいますが、ロシアってお隣の国なんですよねー)
⭐︎ファンダメンタルズ(国の経済状況)の信用への不安から海外投資家が引き上げている。
などなど
理由付けは後出しジャンケンが多いので何とも言えません。
今のところ、私たちの生活にどのような影響があるのかわからないし、
日銀さんもこの円安は日本経済にただちに影響はないと思っているようです。
でも、
今から10数年前ある窓口業務に自分はついていて、手続き上申請する方の保険証を確認する作業をしていました。ある時期から急に社会保険から国民健康保険に切り替わる方が増えてきたのです。子育てする働き盛り世代なのに正規職員から非正規になったり、リストラされた方たちでした。その前年くらいにあった米国で起きたリーマンショックが日本経済にも衝撃を与え、こんな田舎でも影響がじわじわとでるんだー、、、と思ったものでした。
今の世界情勢は対岸の火事かもしれないし、私たちの生活にすぐに影響はないかもしれないけれども、ちょっとだけ政治や経済の現状を頭の隅に置いておくと、近い将来の自分の生活のリスクが少し回避できるかもしれません。
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