こどもの自分
なにこれ、めっちゃ気になるタイトル!
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『おとな小学生』(著者/益田ミリ 株式会社ポプラ社)
タイトル買いして、益田ミリさんを好きになるきっかけになった本。
ミリさんの思い出の絵本21冊を、その絵本にまつわるエッセイとマンガで紹介しています。
わたしにとってもなつかしい絵本がたくさん。
バーバパパっ、そうそうわたしも大好きでした。とにかくなんにでもなれるバーバパパ。面白くてかっこイイ!とか、あの絵本、子どもの頃もってたのになあ、なんて思う絵本もいっぱい。
それぞれの絵本にただようミリさんの思い出に、わたしも気持ちだけ子どもに戻って読み進めます。
絵本の感想を求められた子どもの頃のミリさん。ちいさな自分が考えた「言わなかったほうの小さな気持ち」。ちいさなちいさな大切な気持ち。
ああ、ほんとうに自分も子どもだったんだなあ。エッセイとマンガ、どちらもスーっと読みやすい。そして、胸のなかのちいさな自分の膝小僧のちっちゃな擦り傷に、ふと気づく。
みんなこうして大人になるまでに、ほんとにいろんなことがあったよね、うんうん。
いまだからわかることもいっぱいあるけどネ。
わたしがふと思い出したのは、夕方の小学校の校庭でお友達に割り算のひっ算のやり方をひたすらきいている場面。
たぶん割り算のひっ算が完全に「?」だったんだろうわたし。小4くらいのわたしが滑り台の前の地面に木の枝で書きながら、何回も何回も同じような質問をしていて、それに何回も何回も「だからね~」と教えてくれる友達。
夕方の明るいオレンジ色のなかの出来事。「わかったっ!」と思った瞬間、ぱぁあっと胸のなかが明るくなった感覚を、いつもいっしょに思い出します。
とにかくいいなあ٩( ''ω'' )و~~
若い頃はあまり旅行とかに興味のなかった私ですが、最近すっごくいろんなところにいきたいなあ、と思うことがふえました。
もうすこしして、しっかり自分の時間がもてるようになったらいろんなところに出かけてみたいです。
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