最近のお雛様事情
こんにちは。
今週は春本番の暖かさで花粉の飛散増!!ですって。やっと暖かくなって洗濯物が乾くなぁ。って思ったのも束の間、これからは花粉を避けて室内干しになりそうです。
さて、もうすぐひな祭りですね。皆さん、おひなさま飾りましたか?
先日スマートフォンを手にしたおひなさまやマスクをしたおひなさまが飾られているとニュースで見ました。時代に合わせたおひなさまですね。
ちなみに最近のおひなさまは、伝統的な色合いと現代的なデザインを融合させた雛人形だそうで、大きいから繊細へ、豪華から可愛いへ変わってきているようです。
技術の発展もありコンパクトで上質で繊細な作りになってきてるんですね。
そんな訳で、久しぶりに松本市の人形町通りへ散歩に出かけました。
通りのショーウィンドウには、やはり可愛いおひなさまが多いですね。もちろん昔ながらのおひなさまもありますが、最近の可愛いらしい表情のおひなさまに目がいきます。
そもそも平安時代の「ひいな遊び(女の子の人形遊び)」と、人形に穢れを移し厄払いする「人形(ひとがた)流し」が、江戸時代に「ひな祭り」へと繋がったと言われています。
「流し雛」というのは現代でもありますよね。だからでしょうか、ひな祭りは水とご縁が深いため、雨水の節気におひなさまを飾るんだそうです。
今年は、雨水の節気2月18日(火)~3月4日(火)におひなさまを飾るんですって。そして雨水の節気が明ける3月4日におひなさまを片付けるそうです。
でも松本の街は「月遅れ行事」の地。4月3日まではおひなさまを飾ります。
何年か前、中央道のサービスエリアに立ち寄った時、レストランの一画にたくさんのおひなさまが飾られていました。顔も着物も大きさもバラバラだったので、寄贈されたものなのかも知れません。
何体あったか分かりませんが、壁一面に並んだおひなさまは圧巻でした。
時代が変わっても、季節の時に季節のものを楽しむ日本人の心、大切にしていきたいですね。
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