幻想的な秋の風物詩
こんにちは。
この間のハロウィンの日、「幻日」(げんじつ)という現象がでていました。見上げた方もいらっしゃるかと思います。
太陽の横で、薄雲の中に虹色に輝く現象です。また、太陽の両端にできた幻日を通る輪のことを「幻日環」というそうですが、この日見えたのは幻日環というより「ハロ」と呼ばれる現象だったかもしれません。
定義はいろいろあるようですけど、このような虹色現象は天気下り坂のサインだそうです。確かにハロウィン後の週末は雨でしたよね。
ひと雨ごとに気温が下がってきた先日のこと、出勤途中の塩尻峠から今シーズン初の雲海が出現していました。
松本から岡谷に出勤するようになって、雲海を初めて見た時にものすごく感動しました。これで3シーズン目の雲海ですが、やっぱり変わらずの感動です。
諏訪湖いっぱいに発生する雲海は、暖かい水面上に冷たい空気が流れ込み水面からの水蒸気が冷やされて水滴が発生する「蒸気霧」と呼ばれるものです。
峠から見下ろすと諏訪地域に広がる雲海に八ヶ岳が雲の上に見えて、幻想的で本当にきれいです。大気が冷え込むこの季節は、諏訪湖の水はまだ暖かく霧が発生しやすいので、これから何度も見ることができそうですね。
そして帰宅後は、洗濯物を取り込む時に見る夕日がきれいなんです。
松本市の自宅ベランダからは乗鞍に沈む夕日が見えるのですが、この時期はオレンジ色が強いと思いませんか。
空気中に含まれる水蒸気の量によって、夏の真っ赤な夕日や冬の黄金色の夕日になるそうです。あら、ここでも水蒸気が大きく関わっているのですね。水蒸気が多いと波長の長い赤色が届きやすく、空気が乾燥する冬は水蒸気が少ないので波長の短い黄色が届きやすくなるそうです。
今は中間のオレンジ色ということなのでしょうか。ちょうど手前のビルで工事が行われていてクレーンのシルエットがオレンジ色の夕日に映えています。
昨夜はとうとうダウンを着てのお出かけとなりました。
今週末からまた気温が下がるとか・・・
冬支度の準備を急がないとですね。
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