SDG’s深めてみます⑲
指標17: パートナーシップで目標を達成しよう
その2
この最後の指標は、全部で19のターゲットで締めくくられています。
実施する為の手段を強化し、各国や各組織が分断することなく全世界が団結して、
グローバル・パートナーシップを結び活性化させながら、持続可能な開発目標の
達成を実現させようとする強い意志が感じられます。
では、前回に続いて残りのターゲット(9~19まで)をご紹介します。
17.9 全ての持続可能な開発目標を実施するための国家計画を支援するべく、
南北協力、南南協力及び三角協力などを通じて、開発途上国における効果的
かつ的をしぼった能力構築の実施に対する国際的な支援を強化する。
17.10 ドーハ・ラウンド(DDA)交渉の結果を含めたWTOの下での普遍的でルール
に基づいた、差別的でない、公平な多角的貿易体制を促進する。
17.1 1開発途上国による輸出を大幅に増加させ、特に2020年までに世界の輸出
に占める後発開発途上国のシェアを倍増させる。
17.12 後発開発途上国からの輸入に対する特恵的な原産地規則が透明で簡略的
かつ市場アクセスの円滑化に寄与するものとなるようにすることを含む
世界貿易機関(WTO)の決定に矛盾しない形で、全ての後発開発途上国
に対し、永続的な無税・無枠の市場アクセスを適時実施する。
17.13 政策協調や政策の首尾一貫性などを通じて、世界的なマクロ経済の安定
を促進する。
17.14 持続可能な開発のための政策の一貫性を強化する。
17.15 貧困撲滅と持続可能な開発のための政策の確立・実施にあたっては、
各国の政策空間及びリーダーシップを尊重する。
17.16 全ての国々、特に開発途上国での持続可能な開発目標の達成を支援すべく、
知識、専門的知見、技術及び資金源を動員、共有するマルチステークホル
ダー・パートナーシップによって補完しつつ、持続可能な開発のための
グローバル・パートナーシップを強化する。
17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、
官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。
17.18 2020年までに、後発開発途上国及び小島嶼開発途上国を含む開発途上国に
対する能力構築支援を強化し、所得、性別、年齢、人種、民族、居住資格、
障害、地理的位置及びその他各国事情に関連する特性別の質が高く、タイム
リーかつ信頼性のある非集計型データの入手可能性を向上させる。
17.19 2030年までに、持続可能な開発の進捗状況を測るGDP以外の尺度を開発
する既存の取組を更に前進させ、開発途上国における統計に関する能力
構築を支援する。
如何でしょうか。
17の指標と169のターゲット目標。
+
この達成度合いを確認するための指標
それまで合わせると膨大な数になります。
それほど多くの事項をクリアーしなければ、我々の住む地球を永続させる
事が出来ないという現実があります。このSDGsを達成するために最も重要な
志向は「利他の心」なのではないでしょうか。
地球を永続させるための原点は「日本人の商売の神髄」にあり!
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