迷える子羊
前回ご紹介した『図書館の神様』(著者/瀬尾 まいこ 株式会社筑摩書房)のなかで、川端康成や夏目漱石の作品が登場していました。
そういえば何冊かあったはず、と探したらありました。
今日わが家の本棚からご紹介するのは、
『三四郎』(著者/夏目 漱石 株式会社新潮社)
熊本から上京し、東京の大学生になった小川三四郎。
純朴で賢いけれどもちょっと意気地なしのお人好し三四郎。都会の荒波にザパザパーンッともまれながら、小悪魔的な魅力の都会の女性「里見美禰子」と出会い、さらに気持ちがザパザッパーンッとなって。。。
お調子者だがどこか憎めない友人「佐々木与次郎」や、博識な先生たち。
魅力的な登場人物が数多く登場する青春物語なのですが、黙って字面を目で追うだけだと、なぜか物語が頭に入ってこないっ(ノД`)・゜・。
なぜだろう?と考えて、思い当たったのは馴染みのない漢字の多さ。
「一寸」、「漸く」、「這入る」、、、
もうぜんぶがぜんぶこの調子なので、どうしても内容に集中できない・・・
そうだっ!音読しよう♪ルンルン~
そんなわけで、音読してみたらなんとなんと面白いように物語が動きだしました。
三四郎たちが活き活きとしゃべってる~♪
若干口が疲れましたが、音読の良さを改めて実感しました。
三四郎もみんなも「迷羊(ストレイシープ)」かわいい迷える子羊。
それが青春なんです、きっと。
でも、でもどうしても一言だけ言いたいっ!オイッ、三四郎!電車の窓からゴミを投げ捨てちゃダメだぞッ‼広田せんせいもネ( `ー´)ノ
今日は月にいち度の勉強会の日です。茶寮まじめやさんがお休みでしたので、今回のランチはほっともっとさんの「中華あんかけごはん」!
看板に偽りなしの、ほんとうに野菜たっぷりっ!さわやかなユズの香りが鼻にぬけて、いくらでも食べられちゃう。あんかけのおかげでよりちゅるっとおなかに入ってゆきました。
勉強会のテーマは、会社のイメージ戦略について。弊社のもつイメージ、世の中のみなさんにアピールできるところ、お伝えしたいところ。
スタッフみんな共通する部分がありつつも、それぞれにちがう意見もたくさんでて、今回もたくさんのことが学べました。
ごちそうさまでした(*´ω`)
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